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ほほえみ救急箱〜院長コラム〜 |
タイトル |
記載日 |
肛門が痛く 大腸ファイバーや骨盤CT検査を受けたが異常なし 大殿筋のトリガーポイントが原因だったのです |
H21.02.23 |
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40歳代の女性。肛門の痛みで 大腸を含めた検査やCT検査を受けたが異常なし。
別の大腸肛門科の専門病院で検査を受けたものの特に病変は認められず、
痔の薬で経過をみることになりました。でも痛みが続き何とか原因が分からないものかと
痔の治療もしている岐阜外科受診されました。
患者さんから お話を伺うと なるほど肛門あたりの痛みのようですが 腰かけていると痛みが出てくるといわれます。
痔のための円座を使っているのだが痛むと言われます。 排便時の痛みはなく
肛門科でいろいろは診察を受けており血栓性内痔核や裂肛や肛門周囲膿瘍は否定的です。
さて、腰かけていると我慢できない肛門の痛みというと大殿筋のトリガーポイントによる痛み、そして 肛門痛はその関連痛が 考えられます。
そこで 大殿筋を診察すると 予想通り トリガーポイントがありました。
そして トリガーポイント注射を行いました。
そして大殿筋のストレッチを指導しました。その後 原因不明と思われた肛門痛は消失しました。
また 円座はちょうど 大殿筋のトリガーポイントを圧迫する所にあたり 逆効果になっていたのですね。
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