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ほほえみ救急箱〜院長コラム〜 |
タイトル |
記載日 |
食事も食べられた! 壊死性虫垂炎の63歳の患者さん |
H20.08.09 |
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腰痛で通院中の患者さんが ある日 胃部と右下腹部痛を訴えました。
急性虫垂炎も疑われ 点滴をして今日は食事を食べずにもし夜間痛みが増してきたら
岐阜県総合医療センターを受診するようにと 念のため紹介状を書いて渡しました。
翌日 痛みは軽くなり 食事も軽く食べられるようになっていました。前日の血液検査で
白血球数も9000以下、急性虫垂炎は否定的と考え診察。
すると 右下腹部に圧痛とわずかながら腫瘤様のものを触知。
さては 回盲部あたりの癌も・・と頭をよぎりました。
そして 総合医療センターに紹介。
入院後3日目 白血球数は上がり 痛みも増強、手術になりました。
その結果は 壊死性虫垂炎と回盲部膿瘍でした。
虫垂が後腹膜側にあり炎症が限局化していたために早期に症状が出なかったのと思われます。
術後は 担当医から 順調と連絡ありました。
しかし 驚く一例でした。 |
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